1st STEP: Cyber Passage
我々の考える "Virtual Society"を実現する第一歩は VRML1.0をベー
スとし、それまで静かな整然とした3次元空間にダイナミックな動き、臨場感
あふれる、映像、音を扱えるように拡張した Sony Enhanced-VRML
を提唱することからはじまりました。
1995年 12月
SE-VRMLブラウザ "Cyber Passage", SE-VRML オーサ
リングツール "Cyber Passage Conductor"を発表すると同時にネットワーク上
での無償配布を開始しました。1996年 2月 マルチユーザーによる世界の共有
を実現し、ネットワーク上での新しいコミュニケーションを実現しました。
VRML1.0の次の規格、 VRML2.0の制定のために
SGI, Worlds社と共同で提案した規格、Moving Worldsへここで培った技術を
反映させ、VRML2.0の規格として採用されるに至るまで大きく貢献してまいりました。
2nd STEP:
そして今、新しい一歩を踏み出しました。それが VRML2.0最終仕様に準拠した
"Community Place"です。
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VRML2.0準拠 マルチユーザブラウザ -
VRML2.0準拠 オーサリングツール(開発中) α版のダウンロードはこちら。 -
マルチユーザサーバ
少ない通信レートで行われることにより多人数(最大 300人まで)で同 じ空間を共有できるマルチユーザー機能をもち、なおかつ Intenet 1996 World Expo, Sony Pavilion上で半年以上も試験運用を重ね、安定と熟成の域に達しているサーバ。
"Community Place"とはこれらから構成されるソフトウェア群です。 ソニーの考える仮想社会、Virtual Society へまた一歩近づいた"Community Place"をお楽しみください。