Community Place WLS | |
CommunityPlaceとは、仮想空間の運用・管理を容易にし、Community Place Bureau を強力にサポートできる。Bureau に許容人数を超えてユーザーからアクセスがあった場合にその旨を連絡したり、物理的に複数のBureau で運営されている場合に、接続可能なBureau に自動的に接続することが可能。 |
Community Place Application Object Server | |
Community Place Bureau と共に使用して、Community Place 機能を拡張することにより、さまざまな表情を与えるサーバソフトウェア。例えば、仮想空間内に毎日内容の変わる広告を掲示したり、愛嬌を振りまくペットを歩かせたり、時刻や季節によって変化する景色などを加えたり、変化に富んだ魅力的な空間の構築・運営が可能。 |
Community Place Browser | |
ユーザーが仮想空間にアクセスするためのソフトウェア。広くVRMLコンテンツの高速実行を可能にすると共に、仮想空間内でのマルチユーザー機能が提供されている。 |
VRML | |
Virtual Reality Modeling Language の略。WWW上で3次元モデルを扱うためのデータ形式。最新の VRML97 はソニーや SGI社らが中心となって ISO で標準化された。VRML形式に対応したブラウザを使用することで、3次元物体を閲覧したり、3次元空間内を移動したりすることができる。 |
JAVA | |
Sun Microsystems 社が開発したプログラミング言語。オブジェクト指向をベース にしており、安定性、安全性に優れていることが特徴。プログラムのソースコードをバイトコードと呼ばれる中間言語に変換してから実行するので、異なるプラットフォーム上でも同じプログラムを変更することなく実行できる。このため、Webブラウザ上でプログラムを実行するプラットフォームとして普及した。ネットワーク上での利用を想定しているため、セキュリティ面にも配慮がなされている。 |
オーサリング | |
CD-ROM や WWW 用のコンテンツを作成する作業のこと。一般には、テキストや画像、動画、音声などの素材を組み合わせて、画面上に配置したり、ストーリーにしたがって登場させたり、様々な効果を付けて表示したりする、統合的な編集作業のことを指す。ユーザーの操作に応じて展開するように、分岐や繰り返しなどをスクリプト言語等を用いて記述することが多い。 |
Direct X | |
Microsoft Windows 上で画像や音声などのマルチメディアを扱うためにMicrosoft が開発したソフトウェア技術群のこと。2Dグラフィックス、3Dグラフィックス、音声再生、ジョイスティック等の入力機器、ネットワーク上のマルチユーザープレイなどを扱う際にハードウェアの性能を最大限引き出すことを可能にする。Direct X は、Windows 98 以降や Windows NT 4.0 Service Pack 3 以降には標準で含まれているが、それ以前の Windows では別途組み込む必要がある。また、Direct X を活用するには、Direct X に対応したアプリケーションソフトウェアが必要。 |
●製品の歴史 |
Community Placeは1995年、ソニーコンピューターサイエンス研究所の北野博士の構想に基づき、プロジェクト名「バーチャル・ソサエティー」としてソニー(株)アーキテクチャー研究所にて本格的な開発を行い、VRML2.0の仕様決定にも大きな貢献をしました。 1997年、日本市場におけるテストマーケティングと世界市場に対する評価版の配布を積極的に始め高い評価を得ました。 現在同研究所はCommunity Placeなどソニー・オリジナルのソフトウエア・ハウスとして本格的なビジネス活動を開始しました。 |